サッカー日本代表、イングランド代表に逆転負け…。 [スポーツ_サッカー_日本]
2010年5月30日、サッカー国際親善試合、日本対イングランドがオーストリア・グラーツで行われました。
前半7分に田中マルクス闘莉王(Marcus Tulio Tanaka)の得点で先制しましたが、後半2つのオウンゴールで逆転を許して、1-2で破れました。
前半のCKからのサインプレーとも思える闘莉王のゴールはスピードも軌道も素晴らしかったです。
久しく鬱屈していていた日本代表としては、ようやく吹っ切れたようなスーパーゴールでした。
後半途中までは非常に内容が良かったので、結果はとても残念でした。
この試合で大きな変化が3つありました。
・ゲームキャプテン：中澤佑二 → 長谷部誠
・GK：楢崎正剛 → 川島永嗣
・システム：4-5-1 → 4-1-4-1
試合が始まった当初、長谷部がキャプテンマークを着けていることに気付かず、何があったのだろう？と観ている方が不安になる程でしたが、結果として問題は無かったと思います。
長谷部選手はドイツ・ブンデスリーガでの優勝経験もあり、キャプテンとして落ち着いた雰囲気・貫禄もあるので、申し分ないです。
中澤を少し楽にさせた方が結果として動きも良くなったようにも見えました。
GK川島は、PKを止めるなどスーパーセーブを連発して、反応の良さをアピールしていました。
この試合を機に、98年フランス大会から長きに渡る川口・楢崎時代が終わりを告げ、GKの世代交代が決定的になった気がします。
システム的に注目に値するのは、阿部勇樹の「アンカー」だったでしょう。
前目に位置するCBなのか？後ろ目に位置するボランチなのか？微妙なポジションですが、個人的には3ボランチと感じていました。
これで韓国戦でサッパリ機能していなかった遠藤の動きが格段に良くなりました。
一方、“中村俊輔抜き”が前提のシステムに見えるので、その点では極めて大きい決断があった可能性もあります。
後半イングランドがメンツを懸けて5名入れ替えたのに対して、日本は本番を意識して3名交代にした分があるので、スタミナ切れと断じるのには多少違和感があります。
しかし、オウンゴール2点献上は不運ながらも共にサイドを抉られた結果なので、悪い雰囲気を完全払拭するには至っていないです。
岡田監督のテコ入れは収穫があったのは間違いないですが、何でもっと早く試さなかったのか？と今さらながら疑問にもなります。
次のコートジボアール戦も上向きに転じたこの調子を維持できるかも気になります。
ベストゲームが“イングランド戦”ということにならないように…頑張って欲しいです。
この試合は、イングランドのファビオ・カペッロ(Fabio Capello)監督の方に課題を多く残したのかもしれません。
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日本、韓国に惨敗…。 [スポーツ_サッカー_日本]
2010年5月24日、サッカー国際親善試合、日本対韓国が行われました。
試合は韓国が2-0で勝利しました。
前半早々に韓国・朴智星(Park Ji-sung、パク・チソン)に先制を許し、後半ロスタイムに朴主永(Park Chu Young、パク・チュヨン)のペナルティーキック(PK)で加点され、完敗しました。
ホントに参りました…。
昨晩はガッカリ感で疲労困憊に陥ってしまったので、早々に床に就きましたが、熟睡できず、今朝も疲れが残っていました…。
24時間経過して、ようやく少しだけリカバって、記事を投稿する気力が戻ってきました。
これが2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)に向けた壮行試合であったと思うと本当に滅入りますが、これ以上、日本代表にダメ出してしても仕方がありません。
少しでも印象が良かった点をイメージしないと当方も今後1ヶ月も持ちません。
そこで唯一希望を持てそうだったのが、DF長友佑都(Yuto Nagatomo)とFW森本貴幸(Takayuki Morimoto)でした。
長友は小兵にも関わらず、屈強の韓国選手のタックルでも倒れる事無く、疾走していたは微かな喜びでした…。
1トップの岡崎慎司(Shinji Okazaki)が全く存在感がありませんでしたが、後半から入ったFW森本が少しだけ気を吐いたのは後に繋がる気がしました…。
もう反省しても暗くなるので先を見ます。
これからスイスに向かい、30日にイングランド戦があります。
恐らく、大幅なメンバー変更があると思います。
ズバリ、中村俊輔(Shunsuke Nakamura)と遠藤保仁(Yasuhito Endo)の先発落ちを予想します。
両者共に最大級の功労者でもあり、個人的にも好きなプレーヤーですが、現在のコンディションが悪過ぎます。
これは仕方がない状況なので、思い切った変化を起こすキッカケにすべきです。
勝手ながら、次戦の先発メンバーを田中マルクス闘莉王(Marcus Tulio Tanaka)が間に合わないという前提で予想しました。
GK 楢崎正剛(Seigo Narazaki)
DF 内田篤人(Atsuto Uchida)
DF 中澤佑二(Yuji Nakazawa)
DF 岩政大樹(Daiki Iwamasa)
DF 長友佑都(Yuto Nagatomo)
MF 稲本潤一(Junichi Inamoto)
MF 長谷部誠(Makoto Hasebe)
MF 中村憲剛(Kengo Nakamura)
MF 本田圭佑(Keisuke Honda)
MF 大久保嘉人(Yoshito Okubo)
FW 森本貴幸(Takayuki Morimoto)
実は俊輔のコンディションが最悪なのでないか？と心配しています。
もしかすると“代表離脱”して、予備登録メンバーから急遽小笠原満男(Mitsuo Ogasawara)が繰り上げ召集される可能性もあると感じています。
岡田監督には、限られた時間の中で最大の結果を出すために大胆な決断をして欲しいです。
今なら間に合うかもしれませんから…。
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サッカー日本代表、W杯予備登録メンバー7人を発表。 [スポーツ_サッカー_日本]
2010年5月12日、サッカー日本代表の岡田武史(Takeshi Okada)監督は、2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)の予備登録メンバーとして7人を選出しました。
予備登録メンバー7名は、以下の通りです。
メンバー |
試合数 |
年齢･ 6/14時点 |
平均 |
14.7 |
26.8 |
| DF | ||
徳永悠平(Yuhei Tokunaga) |
7 |
27 |
槙野智章(Tomoaki Makino) |
2 |
23 |
| MF | ||
小笠原満男(Mitsuo Ogasawara) |
55 |
31 |
石川直宏(Naohiro Ishikawa) |
5 |
29 |
| 香川真司(Shinji Kagawa) | 13 |
21 |
| FW | ||
前田遼一(Ryoichi Maeda) |
5 |
29 |
| 田中達也(Tatsuya Tanaka) | 16 |
28 |
「予備登録」とは、代表メンバーに故障者が出た場合、入れ替えで招集されるメンバーです。
7名の面々からは、いつでも行けるように準備する！という頼もしいコメントが出ています。
確かに何があるか分らないのは、前回ドイツ大会の「茂庭照幸選手」の場合でも証明されています。
当初、茂庭選手は選考に漏れましたが、田中誠選手が故障したことで急遽召集されて、初戦オーストラリア戦では坪井慶介選手の負傷交代でピッチに立つことができました。
しかし茂庭選手が召集された際、ハワイでノンビリとオフをエンジョイしており、心身共に準備が万全であった訳ではありませんでした。
今回は、前大会の反省を生かし、予備登録メンバーに“チャンス”を与えるようなかたちをとって、全体のモチベーションを維持させようとしています。
協会も危機管理体制に進歩の跡が認められます。
さて、次戦は韓国代表です。
2010年05月24日(月) 19：20 埼玉スタジアム2002
東アジア大会で1-3で敗れた雪辱を晴らしてほしいです。
ガンバレ、SAMURAI BLUE！
「ドーハ組VS南ア組」時空を超えたサッカー日本代表論
By 久保武司 産經新聞出版／日本工業新聞新社 2010年05月
【目次】
第1章 ジーコの“影武者”が見た日本代表史
第2章 Ｗ杯への長い途
第3章 ３つのＷ杯
第4章 南アへ
第5章 進化とは何か
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C大阪・香川真司、独ドルトムントへ完全移籍。 [スポーツ_サッカー_日本]
2010年5月11日、サッカー・Jリーグ1部(J1)のセレッソ大阪(Cerezo Osaka)のMF香川真司(Shinji Kagawa)が、ドイツ・ブンデスリーガ(Bundesliga)1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に完全移籍することが決まった、との発表がありました。
これこそ、1日遅れのサプライズです。
W杯出場経験が無い21歳の俊英が、何の前触れも無くいきなりドイツの名門クラブ・ドルトムントに移籍することになったからです。
確かにJリーグでは十分に力を発揮して結果も出していましたが、未だ国際試合では目立った活躍は無く、W杯メンバーの選考からは残念ながら漏れてしまいました。
チャンスがあったとすれば、大久保嘉人選手の競争であったと思います。
キレのある突破力と決定力のある香川選手は途中出場から局面打開の切り札的存在に成りえました。
その点では、石川直宏選手も同様でした。
もし香川選手が選考されていれば、前向きなサプライズであったのでしょうが、岡田監督の決断は前線の若手は森本貴幸だけでした。
香川選手のポテンシャルに注目していたドルトムントは、W杯選考結果に関わらず、獲得することを決めていたのでしょう。
セレッソ側はW杯メンバーになっていれば、交渉のタイミングをW杯閉会後にズラして当然移籍金を倍増させることも出来たのですが、残念な結果に終わりました。
香川選手はドイツ・ドルトムントで活躍すれば、W杯次期ブラジル大会の有力候補になるでしょう。
次期エースとして、本田圭佑選手らと共に日本代表を引っ張っていくことになる…と思います。
ガンバレ、香川真司！
早くも来シーズンに向けた明るい話題が出来ました。
「Kappa 09/10 ドルトムント ホーム 半袖 ユニフォーム (No10 ZIDAN付)」
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