NHK、大相撲名古屋場所の中継はナシ…。 [スポーツ_ETC]
2010年7月6日、NHKは7月11日(日)~25日(日)に開催される大相撲・名古屋場所を生中継しないことを決定しました。
野球賭博問題で混迷を極めている大相撲ですが、ついにNHKからも見放される事態に陥りました。
今回は、日本相撲協会の得意技のムヤムヤも全く通じず、生中継中止の憂き目にあうことになってしまいました。
TV中継が始まった1953年以降、NHKが大相撲中継を取りやめるのは初めてです。
1953年以前は民放が中継していたそうですが、民放が降りて、NHKが中継することになった以降、しばらくすると相撲人気に翳りがあったようです。
一説に拠れば、当時大相撲は横綱・大鵬の全盛期であり、圧倒的な一人勝ち時代を築きました。
その状況では、TVで観るまでもなく勝負が決まっているだろうということで視聴率が下がりましたが、NHKがそれを支えた…という見方もできます。
日本相撲協会は人気低下の際どい場面でNHKに助けてもらったのでしょう。
半世紀に渡り、コンテンツ提供者と独占的国営放送局とのもたれ合いの甘美な関係が続いていた…というワケです。
野球賭博問題は刑事事件と立件されて、当事者を追放すれば、幕引きできると目論んでいた日本相撲協会としては、まさかここまで追い込まれるとは考えていなかったでしょう。。
日本相撲協会には、自浄機能が全く無いことはこの2-3年の間に発生した一連の不祥事への対応で明らかです。
仮にも“国技”と謳う相撲を司る組織の体たらくの状況が許されるハズもありません。
国民の多くは、まだ生温いと感じているのではないでしょうか。
かつてNHKも不祥事に対して自浄できず経営体質を抜本的に見直さざるをえない状況に追い込まれました。
そのNHKは、自浄できない大相撲を放映するワケにはいかなかったという点については、NHKも少しは進歩があったと評価して良いでしょう。
今回は野球が問題になっていますが、相撲自体が賭博の対象になっていないか?と疑ってしまいます。
この点についてはマスコミも敢えて全く触れていません。
可能性が絶対無い、と言えないだけに不思議です。
巨大な“パンドラの箱”なのでしょうか。
日本相撲協会の抜本的改革を切に願うばかりです…。
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