トヨタ社長、北京でリコール問題の謝罪会見。 [自動車・バイク・乗り物]
3月1日、トヨタ自動車(Toyota Motor)の豊田章男(Akio Toyoda)社長は北京(Beijing)市で会見し、大規模リコール問題について中国の消費者に謝罪しました。
東の米国で叱責されて謝罪し、西の中国でも謝罪して日本一・世界一のトヨタの社長が土下座行脚です…。
全く信じられない光景を目の当たりにしています…。
中国は米国を抜いて世界最大の自動車市場になったばかりです。
トヨタは、中国国内の市場でのブランドイメージ低下のダメージを最小限に食い止めるために必死です。
今件は、トヨタ1社の問題に留まらず日本経済全体を象徴していると感じています。
当初は"蟻の一穴"を見落としたトヨタの対応に問題があったとは言え、その後の過激なエスカレートぶりを見るとトヨタをバッシングすることで利する勢力がこの機に乗しようとしている、と感じています。
モノ作り国家・日本を世界一の座から引き摺り下ろそうとする一連の大きな力が働いているのか?と疑いたくもなります。
中国に関しては、2008年の「中国製冷凍餃子中毒事件」が未だ記憶に新しいところです。
日本国内で大騒ぎになった事件ですが、福田政権が北京五輪を慮る余りに初動を誤りムヤムヤにしたのが災いして未だに解決もせず、その後一切の謝罪もありません。
それに比して、今件の豊田社長の動きは非常に謙虚であり積極的です。
2008年10月、日本国内で「ナショナルFF式石油暖房機」のリコールがあり、TVCMで回収・修理をPRしていました。
リコール問題があったにも関わらず、結局は買換需要を引き寄せて売上増加になったというオチがありました。
トヨタもリコール問題を今後の取組みに繋げられるように期待したいです。
ガンバレ、トヨタ!
「製造現場から見たリコールの内側」日本のクルマは安全か?
By 五代領 日本実業出版社
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