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アップル・ジョブズCEO、病気療養で休職…。 [PC・デジモノ]



2011年01月17日、米アップル(Apple)は最高経営責任者(CEO)のスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)氏が病気療養のため休職する、と発表しました。

2009年にも肝臓移植手術を受けて休職したのは記憶に新しいところです。

復帰後の姿は周知の通り“激ヤセ”で病み上がりの様子は隠せませんでした。

そして今回の休職報道なので、アップルの将来は大丈夫?の声が上がっても不思議ではありません。

以前同様にCEO職には留まるとは言いますが、アップルの成長速度に影響を与えることには間違いと感じます。

昨年2010年のアップルは、MAC PC、iPod、iPhone、iPadなどの立て続けにスーパーヒットを連発しました。

まさに空前絶後の当たり年と言っても過言ではないでしょう。

天才経営者として辣腕を奮ってきたジョブス氏ですが、唯一にして最大の“穴”があるとすれば、それは「後継者」問題です。

アップルは或る意味「ジョブス商店」という世界最大級の個人事業です。

ジョブスの後にジョブスはいない…という綱渡り状態が最大の問題でもあり、最大の強みでもありました。

初めての唯一の存在を貫く、極度の先進先取、即断即決…など天才経営者の才能を最大限に引き出すための組織作りが徹底されているのが、アップルという会社だと感じています。

しかし一天才に依存し過ぎれば、リスク管理上の大きな問題を抱えながらの経営になるのは当然のコトです。

眩しいまでの未来感と刹那的な危うさを併せ持つのが今のアップルです。

その状態こそが、丸ごと全てを愛して止まない熱狂的なユーザーが世界中に溢れる程に急増した要因でもあります。

ジョブス自身が最大のエンターテイメントでもあるのです。

ユーザーならずも株式市場全体もジョブスの早期復帰を願って止まないハズです。

“先の先の人間生活”を切り開き導くという夢の実現は、“合意形成された総意”に拠るのではなく“一人の閃きと信念”に基づくということをジョブスが証明しました。

ユーザーは、その夢の実現を未だジョブスに担ってもらい!と思っているハズです。

ジョブスは“この程度”の成功で達成感を感じてしまう程、老け込んではいないですから…。

再びジョブスが熱く語ってくれるプレゼンテーションを楽しみにしたいです。

果たして?…。

ジョブスの生い立ちを描いた部分が印象に残りました。

「スティーブ・ジョブズ-偶像復活」
By ジェフリー・S・ヤング(著), ウィリアム・L・サイモン(著), 井口耕二(翻訳) 出版社: 東洋経済新報社




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