日産、2010年発売予定の電気自動車をお披露目。 [自動車・バイク・乗り物]
日産自動車(Nissan Motor)が8月2日(日)、横浜市に完成した新本社ビルの「オープニングセレモニー」で、2010年に発売予定の電気自動車「リーフ(Leaf)」を公開しました。
デザインは、想像より現実的で大人しい印象です。
もう少し刺激がほしい位ですが、直ぐにでも発売するゾ!との構えをアピールできたかもしれません。
フル充電で走行距離は160キロ程度が可能だそうです。
片道80Km未満の行程が限界…ということです。
街乗りする分なら、申し分ないです。
しかし、週末の少し遠目のドライブだと復路が厳しい場合がありそうです。
例えば、都心から富士五湖をグルリと周る日帰りコースでは、少々キツイです。
都心から湘南の往復なら多少余裕がありそうです。
予想外の夏の渋滞などを考えると常にバッテリーメーターを見なければならない緊張しながらの運転になりそうです。
何れにしても給電ステーションなどのインフラを整備しないとリラックスしたドライブは楽しめないことになります。
価格は来年末に発表予定とのことですが、ハイブリッド(HV)車との比較・競合からすれば、やや不便な点を考慮しなければならないと思います。
先進重視で新しいモノ好きの買いが一巡した後を考えれば、少し安めに設定するべきでしょう。
神奈川を地元とする小泉純一郎・元首相がセレモニーに出席したようです。
総選挙が間近なこともあり、神奈川県民が多い日産のPRにも一役買う格好になりました。
「改革派元宰相」のゲストは、良いキャスティングだったと思います。
小泉・元首相には、是非電気自動車のためのインフラ整備を働きかけてほしいですね。
「エコカー激突! - 次世代エコカーの開発競争の真実」By たてうちただし(著)
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