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アマゾン、マイクロソフトと特許クロスライセンス契約を締結。 [インターネット]


2月22日、マイクロソフト(Microsoft)はアマゾン・ドットコム(Amazon.com)と相互の特許権を利用できるクロスライセンス契約を締結した、と発表しました。

アマゾンは、マイクロソフトのソフトウエアとオープンソースプログラムの連携を推進するようです。

アマゾンは、電子書籍市場においては独自規格端末「キンドル(Kindle)」で先行していますが、デバイスを単独で維持・成長させるのは大変な困難が伴います。

ネットショップ超大手のAmazonでさえ、容易なことではありません。

急成長の電子書籍市場を睨んで、新発売のアップル・iPadとアマゾン・Kindleとの対決がもう目の前に迫っています。

アマゾンは電子書籍市場の約70%近くまでシェア伸ばしましたが、iPadの新規参入でシェアを喰われるのは必至です。

アップルがiPhoneで見せつけた市場創造力と爆発的な販売力をもってすれば、2-3年も経たずにシェア逆転の可能性があります。

アマゾンは、Kindleの性能向上、販売拡大が急務でもあったワケです。

アマゾンは生き残りをかけて超大手と提携が必要だ、と思っていました。

その点、MSとは競合する市場が少なく、相互補完の関係が成立している市場が多いので、提携は組み合わせとしては現状ベストであると思います。

今件はクロスライセンスとは言いますが、実質的にはアマゾン側がMSのソフトライセンスを使用させてもらうためにフィーを支払うもので、MSの大口顧客になったということでしょう。

個人的には、「iPad」より「Windows7+薄型タブレットPC(タッチパネル)」が続々と多数登場する方に期待しています。

何故なら、iPad用に新たなPCソフトを購入するよりも通常使用しているノートPCの延長でソフトを利用するのが便利だと感じているからです。

KindleがWindowsとの親和性が高まれば、利便性が向上し、価格面でも値下げ余地が生まれてきます。

以上を色々と考えれば、今回のMSとAmazonの大型提携は、ユーザーとして歓迎できるビッグイベントになる予感があります。

2社提携の結果、生まれたデバイスがKindleのバージョンアップか、Kindle機能を強化したタブレットPCになるのか?

今から少々ワクワクします…。

「キンドルの衝撃 メディアを変える」
By 石川幸憲 毎日新聞社 発行年月:2010年01月




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