ソユーズ打ち上げ直前、話題は「宇宙すし」と「ツイッター」。 [海外_社会_ETC]
12月21日にロシア宇宙船「ソユーズTMA-17(Soyuz TMA-17)」で国際宇宙ステーション(International Space Station、ISS)に向けて出発する野口聡一(Soichi Noguchi)さんら日米露3人の宇宙飛行士がバイコヌール(Baikonur)基地郊外で記者会見を行いました。
宇宙飛行士たちはISSで高度な実験などの"ミッション"に取り組みますが、野口さんの握るスシやティモシー・クリーマー(Timothy Creamer)飛行士(米)による「ツイッター(Twitter)」での状況報告の方に話題が集まっています。
TVでニュースを観ながら何となくお気楽な雰囲気が漂っているのでどうしてかな？と思っていたところ、理由がありました。
「ソユーズ」は、有人宇宙船として最も"安全"で"経済的"であり、極めて高評価だからなのだそうです！
「スペースシャトル」は2度死亡事故を起こしていますが、「ソユーズ」は30年以上死亡事故を起こしておらず、信頼性が高い宇宙船なのです。
これは知りませんでした、意外です…(失礼)。
「ソユーズ」は、
・非常脱出ロケット付きである！
・機体の使い回しが無い＝ワンユース！
というワケがあったのです。
確かに日本人宇宙飛行士を乗せた「スペースシャトル」打ち上げ前には、"大丈夫かな？"にも似た悲壮感があります。
それに比して、今回は楽勝ムードの模様です。
「ソユーズ」と「スペースシャトル」は設計思想に違いがありますが、人命重視という点では、ロシア製「ソユーズ」に軍配が上がります。
こうした実績があるので、商業用宇宙観光が全て「ソユーズ」で行われているとのことです。
やるじゃないかロシア！と妙に見直した気分(？)にもなりました。
少し安心してニュースを見ることが出来そうです。
ガンバレ、野口さん！
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