鳩山代表、「温室効果ガス25％削減」を明言。 [政治・社会]
9月7日、民主党(Democratic Party of Japan、DPJ)の鳩山由紀夫(Yukio Hatoyama)代表は環境問題に関するフォーラムで講演し、日本の温室効果ガス削減目標について、2020年までの中期目標で「1990年比25％削減」を目指すと述べました。
25％削減の中期目標は、「マニフェスト」の実現を目指すことをアピールするかたちとなりました。
2020年までの10年間ですから、それ程余裕はありません。
どのように政策実行していくのでしょうか。
CO2発生源の詳細は知りませんが、思い当たるところを挙げてみると…。
大きいところは、
・火力発電を減らす。
→ 原子力発電を増やす。
→ 太陽光発電、風力発電等に切り替える。
・エコカーを増やす。
→ ハイブリッド車、電気自動車に切り替える。
ごく身近なところでは、
・ゴミを減らす。
・電気を節約する。
難しいところでは、
・大企業のCO2排出量規制を実施する。
→ 生産量、操業時間に上限設定する。
・小売業(コンビニなど)の深夜営業時間を制限する。
・オフィスでの勤務時間を制限する。
企業活動に厳しい制限を設定すれば、産業自体がCO2規制の緩い発展途上国など海外に流出してしまう恐れもあるので注意が必要です。
不勉強なので詳細は知り得ませんが、少し考えるだけでイロイロ出てきます。
経済産業省事務次官は、TVで「国民にも苦痛が伴う可能性がある…」とすかさずカウンターのコメントを出しています。
民主党が勢いがある中、それに対抗したくなる程ハードルが高いということなのでしょう。
総論は賛成できますが、優先順位を高くし過ぎると経済成長が鈍化し、生活も窮屈になります。
温暖化の犯人はCO2だけではないと感じています。
「地球温暖化論のウソとワナ」 By 渡辺正(著), 伊藤公紀(著) 出版社: ベストセラーズ (2008/4/26)
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