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「ポスト・イット」、発売30周年。 [経済・産業・企業]


人気の事務用品「ポスト・イット(Post-it)」が発売30周年を迎えるそうです。

「ポスト・イット」は、一言ほどの情報量を直ぐ目に付くところに貼り付けられるという超スグレ機能のメモとして、業務上無くてはならないモノとして定着しています。

今では家庭でも普通に使われていると思います。

「ポスト・イット」は米化学・事務用品会社3M(スリーエム)の研究者たちが偶然に作り出した“モノ”として伝説の製品でもあります。

強力な接着剤を開発中に逆に非常に弱い接着剤を作り出してしまったので、本の「しおり」に応用しようと思いついた事が「ポスト・イット」製品化の発端になった、ということです。

失敗から学びを得れば、成功に結びつけることできる…という製品開発のケーススタディとして有名です。

このように偶然の出来事から閃き・インスピレーション・幸運を見つけ出す能力は「セレンディピティ(serendipity)」と呼ばれています。

“偶然を偶然として見過ごすな…”ということだと思います。

「ポスト・イット」でメモる度に少しだけ意識しています。

2010年3月、「ポスト・イット」を発明した3Mの研究者スペンサー・シルバー(Spencer Silver)氏とアーサー・フライ(Arthur Fry)氏は、「全米発明家殿堂(National Inventors Hall of Fame)」入りも果たしたとのことです。

この偉大なお二人の「セレンディピティ」に肖り、これからも「ポスト・イット」にお世話になると思います。

「ステーショナリーマガジン 006(STATIONERYmagazine)」(エイムック 1942)
出版社: エイ出版社 (2010/4/23)

・目次
●いまこの文具が売れてます
●魅惑のペン・鉛筆たち
●毎日使いたい便利なステーショナリー
●仕事がはかどる!プロ使用文具
●ノート・メモ帳の最新情報
●一度は行きたい全国の文房具店
●ロング&ベストセラー文房具物語
●文具はじまり物語



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キリン、サントリーとの経営統合交渉が破談…。 [経済・産業・企業]


2月8日、キリンホールディングス(Kirin Holdings)はサントリーホールディングス(Suntory Holdings)との経営統合の交渉を打ち切った、と発表しました。

今後成長が見込まれるアジア市場を睨んで、国内食品最大手と2位の両社による最強の"日本代表"となるべく統合の方策を探ったようですが、無理だったようです。

対等な統合を目指していたようですが、主導権を握るべく両社がお互い譲れない点が多かったということです。

然もありなん…、です。

三菱系上場企業として100年以上の歴史があるキリンHDと創業一家に率いられた健全なる非上場企業サントリーという同一業界の"水平統合"が実現するとは最初から有り得ないし、仮に統合しても遠からず破談する、と感じていました。

大雑把なツカミとして、

キリンHDサイドから見れば三菱グループがサントリーを仕切るのか、
サントリー創業家が拒否権を保持しながらキリンHDをレバリッジ支配するのか、

という闘いがあったのでしょう。

また統合後、IRに長ずる上場企業キリンHDサイドが"あのサントリーを実質的上場させました!"とアピールすることは容易に予想できました。

一方、サントリーサイドも筆頭株主かつ拒否権を維持できれば、キリンHDサイドを実質支配できるようになります。

しかしその場合、将来にさらなる大型買収や統合のための株式交換、大規模増資が必要になっても持ち株比率が下がってしまうサントリー創業家は決して賛同しないので、機動的なファイナンスは期待できません。

またキリンHDサイドの真の狙いは、サントリーの資産をベースにした大型買収を仕掛けて規模の拡大を図るのと同時にサントリー創業家の影響力を低下させることにあるハズです。

煎じ詰めれば、サラリーマン(=キリンHD) VS オーナーシップ(=サントリー)の構図にも見えます。

その意味では、サントリー創業家の経済合理性に適う統合案としてまとまるかどうかが最大のポイントだったことでしょう。

などなど考えれば、統合破談は仕方が無いと思います。

残念ながら、最強"日本代表"は日の目を見ることは無かったですが、共に日本を代表する企業としてアジアでガンバッテ欲しいです。

"遊び心"のある商品は、上場企業キリンHDでは決して手を出せない分野だと思います。

【最高級品】
「サントリー シングルモルトウイスキー 山崎 50年 700ml 53度」




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三菱の国産小型ジェット旅客機、2014年初頭納入に。 [経済・産業・企業]


9月9日、三菱重工業(Mitsubishi Heavy Industries)の子会社・三菱航空機の江川豪雄(Hideo Egawa)社長は、開発中の国産初の小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット、Mitsubishi Regional Jet)」について発表しました。

納入が当初予定から3か月遅れて2014年初頭にズレ込むようです。

4年半ほど先の話ですが、夢のあるプロジェクトだと思います。

戦後、日本は長く機体製造よりも部品・部材調達の下請け状態に甘んじていました。

ようやく、ジェット機分野で国産を登場させることができるのです。

日本の技術力からすれば、もっと早く実現しても良かったとは思いますが、航空機市場への参入にはイロイロと難しい調整があったのでしょう…。

全日空(ANA)向けに25機を受注済で、他航空会社からの発注も確実視の模様です。

欧州にも輸出されれば、日本製の翼が世界中で活躍するのもそう遠くないようです。

ガンバレ、国産ジェット機!

「国産旅客機MRJ飛翔」By 前間孝則(著) 出版社: 大和書房 (2008/5/22)




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