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ヤフージャパン、グーグルと検索エンジン分野で提携! [インターネット]


2010年07月27日、日本のヤフー(Yahoo!Japan)とグーグル(Google)が検索エンジンの分野で提携する見通しだ、と米ダウジョーンズ・ニュースワイヤーズ(Dow Jones Newswires)が報じました。

それに続いて、日本時間15時過ぎにヤフージャパン・井上雅博社長が検索・広告で業務提携すると正式発表しました。

検索エンジンでのGoogleの導入は年内、広告については来年以降になる見込みとのことです。

これはサプライズです、超意外な展開です。

米ヤフーInc.がマイクロソフト(Microsoft)がインターネット検索分野での提携合意したのは丁度1年前の2009年07月29日でした。

「検索エンジンは二強時代へ、MS・Yahoo!が提携。」

MSの新エンジン・Bingは徐々にシェアを拡大させていましたが、米国内では未だBingとYahoo!は弱者連合である状態です。

その状況を見れば、ヤフージャパンもオイソレとBingとの提携を進める気にはならなかったでしょう。

それよりも1位Yahoo!(53.2%)と2位Google(37.3%)の強者連合(90.5%)を組んだ方が良いという結論に至ったようです。

日本の検索エンジン市場は両社の独占状態となり、3位MS・Bing(2.6%)にとっては極めて厳しい状況で大きなショックが走っているはずです。

しかし、ユーザーにとってこの独占状況はメリットがあるのか?は大いに疑問が残ります。

健全な競争状態にあるとは言い難く、現在利用している多くの無料サービスが有料化されるようなことがあれば、ユーザーには選択肢が無くなり追い詰められることになります。

この状態が恒常化した場合、独占禁止法に抵触する可能性があるでは?と気になりました。

強力な3者による健全な競争状態は期待していたので、正直なところ歓迎出来ない提携と感じています。

「グーグルが描く未来 二人の天才経営者は何を目指しているのか?」
By リチャード・L・ブラント(著), 土方奈美(翻訳)
出版社: 武田ランダムハウスジャパン (2010/7/15)




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