上海万博PRソング、岡本真夜の曲の盗作疑惑。 [海外_社会_中国]
2010年5月1日開幕の2010年上海万博(World Expo 2010)のPRソングに日本のシンガー・ソングライター岡本真夜(Okamoto Mayo)の曲の盗作との疑惑が浮上しました。
万博事務局は問題の曲の使用を一時的に中止したと発表しました。
中国・国内TVニュース
岡本真夜「そのままの君でいて」【PV】
思わず笑っちゃいます(爆)…、またかと。
誰が聞いても明らかなパクリだと思うでしょう。
疑惑のPR曲「2010年 あなたを待っている(Right Here Waiting For You 2010)」は、中国人作曲家の繆森(Miao Sen)氏の“作品”です。
ジャッキー・チェン(Jackie Chan)、アンディ・ラウ(Andy Lau)らの国際的な有名人が歌っているので既にかなりの知名度のようです。
中国側からすれば、公式ソングではなかったのが、せめてもの救いだったでしょう。
疑惑曲は使用中止になりましたが、急転直下、問題解決になりました。
つい先程4月19日20時過ぎ、岡本真夜さんが曲の使用を快諾した、というニュースが入りました。
北京五輪での少女のクチパクでケチがついた教訓があったのでしょうか、素早い結着になりました。
中国のコピー文化が上海万博という晴れの舞台で見事に“開花”したという意味においては、実に意味深い事件です。
世界中が憂慮する大問題がシッカリ顕在化したわけです。
かつての中国であれば、厚かましくも堂々と不正使用し続けるばかりでなく、逆ギレして言いがかりをつけるな!と著作権者を口汚く罵り攻撃していたでしょう。
しかし今回の中国側は、国際的なメンツを重んじる成熟した姿を見せました。
資金的にも豊かになったので、1曲分の著作権を少々の金額を支払うだけで済むとすれば、国家の威信を懸けた一大イベントに水を差すこともないという冷静な対応であったと思います。
“コピー”で起きた騒動を“カネ”で一件落着させたワケです。
良かれ悪しかれ、如何にも今の中国らしい事件です。
著作権使用料が幾らになったのか?という点は今後話題になると思います。
多分、スピード快諾する程ですから相当な額と予想します。
オリジナル曲は耳障りの良い佳作なので、再ヒットの予感もあります。
岡本真夜さんはスーパーダブルラッキー?…。
「そのままの君でいて」[Single] [Maxi]
By 岡本真夜(アーティスト) (試聴OK)
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