マイクロソフト、シャープ製の新型携帯電話を販売！ [PC・デジモノ]
2010年4月5日、マイクロソフト(Microsoft)が近々新型携帯電話を発表すると米ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal、WSJ)が報じました。
来週4月12日のサンフランシスコ(San Francisco)で開催されるイベントでリリースされるようです。
MSがスマートフォン市場への本格参入に際し、アップル「iPhone」に対抗機種を販売することになったのでしょう。
現在分っている情報は少ないです。
・ハードウェア ： MS
・ソフトウェア ： MS
・オンラインサービス(=ISP？) ： MS
・OS ： Windows Phone7(ウィンドウズ・フォン7)
・本体 ： 「シャープ(Sharp)」
・販売 ： ベライゾン・ワイヤレス(Verizon Wireless)(=合弁会社 → ベライゾン・コミュニケーションズ(Verizon Communications)＋ボーダフォン(Vodafone))
・地域 ： 米国限定(？)
注目したい点は「シャープ」が製造することです！
ソニーエリクソンを除けば、日本の携帯電話メーカーが海外で大々的に販売されるという話は余り聞きません(もしかして初？)。
先日発売になった「iPad」を分解した結果、部品の大部分が韓国製・台湾製であり日本製の部分が少なかったというレポートもあります。
「iPad」に比して市場規模は小さいかもしれませんが、最近中国・台湾・韓国勢に押され気味の日本企業としては久々に明るいニュースだと思います。
もう一つ気になったのは、“若年層をターゲットとした”…ということです。
これは何を意味するのでしょうか？
・機能を絞り込んだ低価格機種？
・ゲーム機能を充実？
・日本の若者に支持されているケータイのソフト、サービスを米国でも導入する？
それとも別のアプローチがあるのでしょうか？
米国での反響を確かめて、日本市場にも導入させるのかも気になります。
ともあれ、MSがスマートフォンで一大攻勢をかけることで業界の勢力図に大きな変化を起こせるのか？アップルに一矢報いることが出来るのか？注目を集めると思います。
まだ不明な点が多いですが、12日の発表が楽しみです。
「iPhone×Android」(家電批評2010年 5月号増刊) [雑誌]
出版社: 晋遊舎 不定版 (2010/3/24)
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