元横綱・朝青龍、モンゴル会見で暴行否定…。 [スポーツ_ETC]
3月11日、2月に引退した大相撲の元横綱・朝青龍(Asashoryu、本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ、Dolgorsuren Dagvadorj)がモンゴルに帰国して首都ウランバートル(Ulan Bator)で記者会見を開きました。
この会見で、今年初場所中の一般人に対する暴行報道については、「暴行は一切していない」と否定しました。
元横綱・朝青龍の引退は残念でした。
スピード感溢れる取組みの鮮やかさは歴代横綱の中でもピカイチでしょう(千代の富士も)。
元横綱・朝青龍がカッコイイと思うところは、実は相撲自体よりも立会い直前にあります。
NHKアナウンサーが時間一杯ですと言ったか言わないかのタイミングの頃に見せる「エィイ!!!」と左腕を素早く振り下ろす気合入れのポーズです。
このお決まりのスタイルは他力士に見られない朝青龍の独流です。
朝青龍・気合いポーズ
しかし残念ながら、土俵を降りた朝青龍の素行については全く納得がいきません。
元横綱審議委員の内館牧子さん「アスリートとして朝青龍は大好き」とは言い得て然りです。
引退後の最初の仕事は、先ずは例の「暴行事件」の真相を明らかにするべきだと思います。
そしてウソがあるならば、きちんと説明する責任があります。
日本の国技・相撲の横綱が犯罪者の可能性がある中、世間に胸を張っていられない状況は余りにも情けないです。
示談が成立して被害者側が穏便に済ませたいとコメントしたというのも顔を伏せてでも記者会見してもらいたいと思います。
世界最高のプロスポーツプレーヤーであるタイガー・ウッズの不倫騒動では犯罪行為はありませんが、犯罪者並の扱いです。
米国では、社会的・宗教的な面からセレブの倫理違反は犯罪同様です。
それはスポンサーの立場が尊重される社会だからです。
ウッズの記者会見での慎み深い陳謝の様子がそういった状況を物語っています。
それに比すると元横綱・朝青龍がプロスポーツマンとして如何に未熟で幼いかが分かります。
元横綱・朝青龍の活躍を楽しみにしていたファンの失望の深さは想像に難くありません。
ビジネス上の繋がりを持つ谷町たちは"本気モード"になったかもしれませんが、日本国内での評判の低さは今後の展開にプラスに働くハズはないです。
そういう状況を鑑みれば、元横綱・朝青龍の言動は不用心かつ不注意極まりないです。
さて、警視庁はこの会見を見てどのように対応するのでしょうか…。
元横綱・朝青龍にケジメを付けるためにも一度は厳しく質さなければならないという向きが多いでしょう。
国民が知りたいのは真実です。
隠れ朝青龍ファンとしては、先ずはケジメが大事と考えます。
「モンゴル潮流」世界規模の資源を求めて
By 南部弾正 幻冬舎ルネッサンス 発行年月: 2008年08月
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