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サンドラ・ブロック、アカデミー賞主演女優賞を獲得! [映画]


3月7日(米時間)、第82回アカデミー賞(Academy Awards)授賞式がカリフォルニア(California)州ハリウッド(Hollywood)で開催されました。

主演女優賞には、ホームレスの黒人少年を引き取るという実話に基づいた作品「しあわせの隠れ場所(The Blind Side)」で快活な女性を演じたサンドラ・ブロック(Sandra Bullock)が受賞しました。

主演女優賞の他のノミネートされた女優(作品)は、

・ヘレン・ミレン(Helen Mirren)「ザ・ラスト・ステーション(The Last Station)」
・キャリー・マリガン(Carey Mulligan)「17歳の肖像(An Education)」
・ガボレイ・シディビー(Gabourey Sidibe)「プレシャス(Precious)」
・メリル・ストリープ(Meryl Streep)「ジュリー&ジュリア(Julie & Julia)」

などが挙がっていましたが、サンドラ・ブロックの名演技が際立っており本命であると昨年末から伝えられていました。

折りしも、「しあわせの隠れ場所(The Blind Side)」の黒人少年マイケル・オアーが、アメリカンフットボールリーグNFLのボルティモア・レイブンズで今シーズンデビューしたという絶妙なタイミングとなりました。

2009年ドラフトで1巡目に指名を受けた新人マイケル・オアー(#74・OT・Michael Oher)は期待通りに大活躍しました。

マイケル・オアーは、シーズン全試合に先発出場して新人月間MVPにも選出され、レイブンズのプレイオフ進出に大きく貢献しました。

2009-12-21 「チャージャーズがAFC西地区優勝、カーディナルスとイーグルスがプレーオフ進出。」

サンドラ・ブロックが演じた主人公リー・アン・テューイは、原作では"(今でも通用しそうな)元チアリーダーで小柄なブロンド美人"と称されていました。

マイケル・オアー(中央)の右側のキレイな女性がリー・アン・テューイご本人ではないか、と思います。

「レイブンズからドラフト1巡目で指名されたOTオアーは、家族と一緒に喜ぶ。 」

サンドラ・ブロックは、年齢も近いので役作りし易かったかもしれません。

原作「ブラインド・サイド」では、
・米国南部の人種差別の厳しい現実
・米国のスポーツの実情
・アメリカンフットボールの進歩の歴史
・米国人とキリスト教
など映画では描き切れないと思われる"深い話"がテンコ盛りです。

「ブラインド・サイド」アメフトがもたらした奇蹟
By マイケル・ルイス(著), 河口正史(監修), 藤澤將雄(翻訳)
出版社:ランダムハウス講談社


原作者マイケル・ルイスは、気鋭のノンフィクション作家です。

20年前、金融界のインサイドストーリーを著して世界的ベストセラー作家になりました。

「ライアーズ・ポーカー」
By マイケル・ルーイス /東江一紀 パンローリング


ベースボールの世界を元金融マンらしい斬新な角度でアプローチした「マネーボール」は、日本球界にも影響を与えています。

「マネー・ボール」
By マイケル・ルーイス /中山宥 ランダムハウス講談社文庫 ランダムハウス講談社




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