仏グルノーブル松井、2得点を挙げて勝利に貢献。 [スポーツ_サッカー_海外]
2月6日、フランスリーグ1第23節、最下位グルノーブル(Grenoble Foot 38)が6位オセール(AJ Auxerre)を5-0で下しました。
グルノーブルは、ようやくシーズン2勝目を挙げました。
所属する日本代表・MF松井大輔(Daisuke Matsui)が2得点を挙げる大活躍です。
日本代表が国内組のみで2試合得点0で結果を出せない超低迷状態でもあるので、トリッキーな動きで攻撃力がある松井大輔の存在がクローズアップされそうです。
しかし、グルノーブル自体もフランスリーグ史上初となる開幕11連敗を記録するなど不調ではありますが、松井のガンバリで所属チームも代表もガツンと"喝"を入れて欲しいと思います。
100年を超える歴史のあるグルノーブルは、日本のIT企業インデックス社が出資したことで日本人選手への門戸が開かれました。
当時は2部チームでしたが、2007年に元・ジェフユナイテッド市原GMの祖母井秀隆(うばがいひでたか)氏が会長に就任した事でチーム改革が進み、見事1部リーグ(リーグ・アン)への昇格を果たしました。
祖母井氏は、ジェフユナイテッド市原GM時代に名将イビチャ・オシム監督を日本に招聘し、チーム初のタイトル(ナビスコカップ2005、2006)を獲得した実績がありました。
以前、祖母井氏の取組みを様子を映したTV番組を観て驚いたことは、地元の人たちが日本人会長のチーム改革と結果を高く評価していたことです。
クラブ運営マネイジメントとサポーターとの信頼関係の強さが伝わってきたのには感心したと同時に日本人でもフランスで活躍する姿がとてもカッコ良かったです。
今回の松井選手の活躍の裏側に日本人の連係プレーがあることを思い出しました。
ガンバレ、松井大輔選手！そして、祖母井会長も！
「祖母力 うばぢから オシムが心酔した男の行動哲学」
By 祖母井秀隆(著) 出版社: 光文社 (2008/1/24)
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