サッカー・アジアカップ最終予選、平山のハットトリックで逆転勝利！ [スポーツ_サッカー_日本]
2010年1月6日、サッカー第15回アジアカップ(15th Asian Cup)最終予選、イエメン対日本が行われました。
イエメンのホームゲームでテロ警戒の厳戒態勢の中試合は日本が3-2で勝利し、通算4勝1敗で勝ち点を12とし、本大会出場を決めました。
日本は前半13分にバセム・サイード・アブドゥラ・アルアケル(Basem Saeed Abdullah Al-Aqel)、同38分にサミ・カラマ(Sami Karama Salem Abbod)の得点で2点を失い、0-2のビハインドを背負いました。
しかし、負傷退場したMF山田と交代して出場した平山相太(Sota Hirayama)のハットトリックの大活躍で逆転勝ちしました。
TV中継されていれば、最高に盛り上がる内容だったと思います。
ビデオが無く、写真画像だけでなのが残念です。
平山選手は、超大型FWとして国見高校で全国優勝を果たして注目を集め、将来の日本代表を背負う逸材として期待されていました。
筑波大学－アテネ五輪出場－オランダ1部リーグ・ヘラクレス－FC東京とキャリアを重ねてきましたが、漏れ聞こえてくる評価はイマイチでした。
どちらか言えば、サッカー自体よりも平山選手の個性やユニークな言動に関することでした。
しかし、昨年あたりからチームでの活躍が目立つようになり、岡田監督の目に留まったのでしょう。
現在、A代表のFWの中では森本選手が微妙な線ですが、ポストプレー役が不在です。
センターバックのツインタワー(中澤、闘利王)に得点力があるからもしれませんが、やはりもう１本いると戦局打開のためのオプションが増えます。
これから、W杯出場メンバーの絞込みが進みますが、最後の線で平山選手が絡んでくるという可能性を感じさせました。
前回W杯メンバー発表の時、FW巻選手がサプライズ的存在としてクローズアップされましたが、今回は平山選手がその最後の切符を滑り込みで掴み取るのも知れません。
ともあれ、平山選手がテロ警戒アウェイゲームで代表デビュー戦を飾り、大逆転のハットトリックを達成したことは誠に見事天晴れです。
ガンバレ、平山相太！
「平山相太世界へ続くウイニング・ゴール」著者：高部務 出版社：鹿砦社
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