アップル、タブレット型PC開発か? [PC・デジモノ]
米アップル(Apple)が年内にもインターネット接続が可能で電子書籍用端末ともなるタブレット型PCを発売する可能性が濃厚だ、というニュースです。
デバイス開発とコンテンツ開放を序々にジックリ拡大していくのがアップルの戦略です。
デバイスの小型化・高機能化は見ての通りです。
コンテンツ分野は、音楽→ゲーム→書籍→映画 の順にターゲットを拡大させていくと思います。
「アイポッド(iPod)」で先ず音楽市場の流通に風穴を開け、デジタル化を急加速させました。
そして、「アイフォーン(iPhone)」でゲームソフトに新たなダウンロード市場を創設しました。
次は、書籍か?の期待感が次第に強まっている様子です。
つい先日、米書店大手チェーン「バーンズ&ノーブル(Barnes & Noble)」が世界最大規模となる電子書籍販売サイトを立ち上げるとのニュースがありました。
バーンズ&ノーブルのサイトでは、PCのみならず、アイポッドタッチ(iPod Touch)、アイフォーン、ブラックベリー(BlackBerry)などのスマートフォンにも対応可能できるそうです。
これは画期的に大きい動きです。
この動きからも、アップルの次の一手が想像できます。
PC市場のニーズは、ネットブックが台風の目であることは誰もが認めるところです。
高級路線のアップルもこの流れを抗うことなく、取り込むことは容易ではありません。
アップルのネットブックは、書籍デジタルコンテンツ化のキモになる「電子書籍用端末」として、高付加価値PCになるかもしれません。
タッチパネルタイプであれば、通常の書籍気分も味わえるでしょう。
アマゾン(Amazon)は、独自規格「キンドル(Kindle)」を先行販売していますが、使途限定のデバイスを単独で維持・成長させるのは容易ではありません。
ソニー(Sony)のリブリエ(LIBRIe)の苦戦が記憶に新しいところです…。
「アップル・iTunesとバーンズ&ノーブル」が連合すれば、電子書籍の流れは一気に動くとも考えられます。
年末に向け、アップルの新PCのウワサでワクワク・ドキドキさせられる可能性が高まっているのはとても楽しいです。
「デジタルコンテンツをめぐる現状報告 - 出版コンテンツ研究会報告2009」
By 出版コンテンツ研究会、岩本敏(著)
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